昨年取り扱いスタートし、早くもファン急増中の注目ブランド「JELADO」の"ANTIQUE GARMENTS"シリーズより、「COPANO」とのダブルネームにて製作された“DUSTY WAY COAT”をご紹介！

1800年後半から1900年代初頭に沈没した船から引き揚げた洋服を表現すべく、デザイナー自らの手で染めや揉み洗いを行う拘りと、独自の美しいパターンで世に生み出すブランド「COPANO（コパノ）」。

今作は、そんな「COPANO」と「JELADO」とのダブルネームにより、1900年代のアメリカ洋服の貴重な資料を参考に、アメカジスタイルにも相性の良いサックコートタイプのジャケットを製作。

素材はコットン65%・リネン35%のウエポン生地を採用。元々、アメリカのニューヨーク州ウエストポイントにある陸軍士官学校の制服等が、この縦糸双糸使いの丈夫な生地を使用しており、同じ特徴を持つ素材を愛称でウエストポイント（ウエポン）と呼びます。

双糸ならではの光沢感と頑丈でハリのある生地感が特徴で、デニムとの相性抜群な雰囲気あるライトモカ色も魅力。また、生地を敢えて裏地使いし、さらに後染めすることで独特なネップ感とムラ感を出し、よりオールド感のある生地に仕上げています。

デザインは1910年代以前のダスターコートをベースに、「COPANO」独自のアレンジを加えた雰囲気抜群のコートです。首元には当時のヴィンテージでも珍しかったチンストラップ付きで、襟裏には襟を美しく見せる細かいステッチワークを採用。

斜めにカットされた特徴的な胸ポケットは左側のみ設置。その下の両サイドに施されたポケットの形状も特徴的で、画像にはありませんがダブルポケット仕様となっており、ポケットとしての役割のほか、内側まで手を入れることができます。

フロントは2列にボタンを配したダブルブレスト仕様で、ボタンには２度染めされた存在感のあるナットボタンを使用。バックウエスト部と袖には、当時の仕様同様にサイズ調整可能なアジャスターベルトを採用しています。

また、当時の雰囲気を味わえるよう、縫い糸には綿糸を使用し、ステッチ幅を狭く糸の運針も細かく縫い上げた丁寧な仕上がり。着込んでいく程に糸がしまっていき、よりアンティークな雰囲気を味わえる１着に仕上がっています。

さらに、裏地にはダブルネームタグなど、細部まで拘り抜かれた仕様に。シルエットは「COPANO」特有の秀逸なパターンが生かされており、ダブルタイプのダスターコートながら、比較的細身でスッキリと着用できる美シルエットに仕上げています。

生地やパーツ、ディテール、シルエットなど、すべてに拘りが詰め込まれたダブルネームアイテムに相応しいハイクオリティーな１着。メーカーではSサイズ以外、発売後すぐ完売していました。ファンの方はもちろん、他とは違ったジャケットをお探しの方には是非オススメしたいモデルです◎

≪ SIZE ≫
S：身幅約51.5cm 肩幅約42cm 着丈約71cm 袖丈約60cm
M：身幅約53.5cm 肩幅約44cm 着丈約72.5cm 袖丈約61.5cm
L：身幅約55cm 肩幅約46cm 着丈約75cm 袖丈約63.5cm