人気レザーシューズブランド「 SKOOB,(スクーブ)」と当店「 Lua 」による【 別注ブーツ 】が遂に完成!国内の多くのOEMを手がけるファクトリーブランド「 SKOOB, 」ならではのクオリティーの高いレザーと様々な拘りの仕様を詰め込んだ当店だけの別注モデルが再入荷!
国内はもちろん、海外からの受注も多く、かなりご好評を頂き完売してしまった“Lua別注ホースバット M-43 ブーツ [ M-43 SERVICE SHOES ] [ HORSE BUTT ] [ BLACK ( 茶芯 ) ] ”少しだけフリー在庫が出ましたので買い逃した方はお見逃しなく!
「 SKOOB,(スクーブ)」
色々な某アメカジブランドなどのブーツなどを生産する職人側が2017年に立ち上げたファクトリーブランド「 SKOOB,(スクーブ)」。普遍的なデザイン、伝統的なディテールに拘りながら素材・製法に妥協せず、ファクトリーブランドならではの細かなディテールや、遊び心ある素材を取り入れ、自由な発想でオリジナリティーの高い製品を世に送り出す注目のブランド。穿き心地、歩きやすさに大きな影響を与える木型(ラスト)にも拘り、国内の皮革製品の産地として名高い、東京・浅草にて生産を行うフットウエアブランド。
デザインは通称「 TYPEIII 」とも呼ばれる第二次世界大戦中、米軍の陸軍にて採用されていた“SERVICE SHOES M-43”。スティーブ・マックイーン主演の映画"大脱走"の作中でも マックイーンが履いているブーツとしてもお馴染みのデザイン。シンプルな5インチレースアップブーツで、外羽根やヒールカウンターからバックステーにかけての縫製などがトリプルステッチだったりとハードスペックな仕様を持ちます。
ブーツの形状を決めるのに重要なのがラスト(木型)。今回は1912年に米陸軍歩兵用のブーツ向けに開発されたマンソンラストをベースに日本人向けにアレンジを加えた物を使用。マンソン博士がワシントンの陸軍学校の軍隊衛生学の教授として就任していたとき、歩兵部隊用のブーツの為に開発されました。 その後ミリタリーブーツのラストとして正式採用され続け、現在でも一部のミリタリーブーツに使用されている、クセが少なく誰が履いても無難によいフィット感を味わえるラストになります。
"M-43 SERVICE SHOES"の特徴としてブーツの顔でもあるトゥ部分に芯が無く、先は柔らかくボリュームの無い低いトゥが特徴です。芯材が無いため馴染みやすく履き着心地の良いフィッティングが魅力。履き込んだ時の反り返りも出やすく、より先端に近い部分から履きシワが入ります。本来はスエード素材で作られたサービスシューズですが、今回は茶芯のホースバット(HORSE BUTT)を使用したので、面白い経年変化が期待できます。
素材に使用したホースバット(HORSE BUTT)は、馬の臀部から腰ににかけての引き締まった部位の革で、馬の臀部といえばコードバンが高価で有名ですが、これはコードバン規格(サイズやその他)から外れた物になります。革の繊維が締まりきめ細かく、特有の艶感が魅力で、硬く厚手でしっかりと履いた人のシワを刻んでくれます。さらに茶芯のブラックに仕上げられ、魅力的な経年変化が期待できます。染料仕上げとなりますので革本来のトラ、シワ、チスジなど模様が入り個体差がありますが、素材のアジとしてご理解ください。
製法には熟練した技術と製造設備が不可欠で、ソール交換などにも対応しやすいグッドイヤーウェルト製法を採用。全体にブラウンステッチで素材のブラックにコントラストを聴かせ、綺麗なステッチワークを際立たせています。フィッティングに重要なタン部分には薄く柔らかな牛革を使用、カラーをブラウンにしたことで全体の印象が柔らかくなった気がします。
ソールには今回どうしても使用したかった「 Vibram 」の #700 コルク入りソール。特にものすごい珍しいものでもありませんが、以外とあまり使われていません。ゴムにコルクを混ぜ形成することで少しでも軽さとクッション性の高いソールを、と開発された物ですが、ほぼ通常の #700 と変わりません。ただ横から見た時の不規則なドット柄がかなりカッコイイ!個人的に今回の別注ブーツのディテールの中でもお気に入りポイントです。
アイレットには真鍮性アンティークブラックをチョイス。ホースバットの素材感に負けない無骨な印象、マットな質感です。シューレースはコットン製のブラウンの平紐を採用し、オールブラックの重い見た目のブーツでは無く、ミリタリー、ワーク、ドレス、どんなコーディネートにも合わせやすいオールマイティーな雰囲気に仕上がったと思っています。*付属でパラフィンのオリーブシューレースも付きますのでお好みで変えてみて下さい。
*同素材のホースバット(HORSE BUTT)レザーの別注エンジアブーツの経年変化(約3年半着用)。
シワが刻まれ、茶芯が現れる魅力的な経年変化を味わえます。
数少ない日本の靴職人の手によって作られており、縫製や仕上げ等も非常に丁寧で綺麗な仕上がり。アッパーレザーのホースバット(HORSE BUTT)はベーシックで使いやすさは抜群で、10年、20年と末永く愛用できる相棒になってくれると思います。ファクトリーブランドとのコラボレーションだから出来る、価格も安く設定できましたので、おすすめです。
*次回は年明け以降の生産予定となります。
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ホースバットレザー
ソール( Vibram #700 )
グッドイヤーウェルト製法
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サイズ:6 1/2. 7. 7 1/2. 8. 8 1/2. 9. 9 1/2. 10. 10 1/2.(Dワイズ)
※サイズ感は普通なので、普段通りのサイズがオススメです。
※スタッフ着用サイズ 8(約26cm) *普段ブーツサイズはほぼ8(約26cm)、スニーカーは8 1/2(約26.5cm)を履きます。
※革の素材感を生かした染料仕上げをしています。チスジ、トラ、シボなど個体差としてお楽しみください。