「JELADO」と元レッドウイングジャパン代表“鈴木氏”がタッグを組み、新たに立ち上げられたブランド「 The 2 Monkeys(ザ・ツーモンキーズ)」より、アルチザンシャツ [ Artisan Shirts ]のご紹介です!
「 The 2 Monkeys(ザ・ツーモンキーズ)」は「 JELADO 」で展開してきたビンテージウェアの面白さに、クラシックなワークブーツの世界を掘り下げてきた"鈴木氏"の感性を加えて、今まで無かった時代感を持つブーツをつくるために立ち上げられました。特に注目しているのは、ワークウェアやブーツが、アメリカで独自の発展をし始める少し前、ヨーロッパとアメリカが同じルーツの元に影響を与え合いながら分化し始めた時代です。ブーツなどでは20世紀初頭かそれより前の時代、ウェアに於いては19世紀終盤かそれ以前でしょうか。身につけるものの製造が、本格的に大量生産体制に移行する初期の時代。また、それ以前の小さな工房で手作業を中心として、靴や衣類がつくられていた頃です。そうした時代に生まれた、独自の様式や歴史に埋もれたストーリーを持つ、多様性に富んだ製品にインスピレーションを得つつも、今日の私達が日々のアイテムとのコーディネートを楽しめるプロダクツを選りすぐって、少しずつ製品化していきます。
中世の昔から18世紀の終わり(1800年)あたりまで、男性用のシャツは下着でした。そのためかデザインのバリエーションも少なく大きな身頃、太い袖を襟元や袖先でギャザーにしてまとめるものです。生地を無駄なく使い、最小限の縫いで出来る様に身頃は前後がひと続きの生地でつくられています。
19世紀に編み地の下着が普及するとシャツは進化を始め現代の形へと近づきますが、この時代にはそれ以前の姿を留めたものも多くありました。The 2 Monkeysのアルチザンシャツは、そんな時代のシャツをベースにデザインしたものです。かつてのシャツに倣って前後の身頃を一枚裁ちとしていますが、肩にマチを入れて体の線に合わせています。広い身頃を控えめなギャザーやタックで襟元でまとめ、太めの袖もギャザーをつけてカフスでいせています。
当時に多かったプルオーバータイプではなく前開きとし、丈も使いやすい長さとしたもの。時代のテイストを残しつつ現代のスタイルにも合わせやすくアレンジしました。前身頃襟元にはギャザーとタック、背中にはギャザーを入れています。生地が馴染むと身頃にドレープが入ります。
【 MATERIAL 】
LINEN 35% COTTON 65%
≪ SIZE ≫
M:身幅約60.5cm 肩幅約54.5cm 着丈約73cm 袖丈約53.5cm
※着用モデルは身長171cm 体重63kgで、Mサイズを着用。