総合レザーメーカーならではの拘りの詰まったクオリティーの高いアイテムをロープライスにて展開するブランド「Y'2 LEATHER」より、【 25周年限定モデル 】"柿渋ホースメールバッグ [ SMALL ] HORSE HIDE MAIL BAG [ KAKISHIBU DYED HORSE ] [ 馬革 ] " をご紹介!
今年25周年を迎えた「Y'2 LEATHER」の人気のバッグ“ホースハイドメールバッグ”に【25週年限定モデル】として“柿渋ホース”バージョンが登場!
素材には「柿渋ホース」を使用。約1.5mm厚の馬革(北欧産)の原皮を使用し、革に染色するのが非常に難しい柿渋をワイツーのメインマテリアルである「ホースハイド」で染色することに成功いたしました。顔料を一切しようせず柿渋の染料のみで仕上げた天然素材です。天然染料なので環境問題にも負担の少ない素材となっております。
「柿渋染め」とは平安時代から続く日本古来の染色方法で、未成熟の渋柿から搾汁し、発酵させた完全なる天然染料になります。衣類の以外にも建築材や和傘など多くの用途に使われていて、柿渋は塗布したものの防腐性や防水性、耐久性を高める効果もあるそうです。「太陽染め」とも言われ柿渋で染めた革は太陽光や熱で酸化し、色がどんどん濃くなるのも特徴です。
柿渋ホースの経年変化は、ヌメ革のそれよりも圧倒的な速度で進行し、それが最大の魅力でもありますが、作り手側からは「扱いにくい」素材でもあります。空気に触れた瞬間から酸化が始まり色が変化していくので生産は短期決戦を強いられます。僅かな汚れも付かないよう染色を行うドラムも普段以上に隅々まで洗浄し、不純物を徹底して取り除く必要があります。また仕上がりはいつにも増して天候に左右されるので、天気予報に耳を傾け、さらに熟練の職人による「感」も頼りに絶妙なタイミングで取り掛かる必要があります。
縫製も通常とは違い、紫外線や電気の灯りでも色が変化するので、縫い場では照明を一段階落とし、丁寧かつスピーディーに仕上げなければなりません。革のストックは暗所にて厳重に保管するなど、他の革に比べ非常に手間のかかる素材であることは間違いありません。
色目はサドルレザーに比べ油分を含んだような「キャメルカラー」に近いイメージ。「キズ」・「スレ」を隠すことなく自然に仕上げた素上げのような素材。小さなキズなども目立つため、綺麗な革をセレクトし使用する必要がある希少な革になります。フルベジタブルタンニン鞣し革に柿渋の染料を入れ、さらに柿渋の染料を最後に「刷毛」を使用し再度塗り込む「2度染め」を行っております。染料を入れることにより目立たなかった「キズ」・「スレ」が出てきます。こういった小キズなどは返品、交換対象にならないということをご理解頂く必要がある革になりますが、どこにも真似できない「柿渋ホース」という魅力的な素材の経年変化を楽しんで頂けます。
デザインはシンプルで飽きの来ない、アンティーク感溢れる“メールバッグ”タイプ。金具部分は全て真鍮製。フラップはマグネットボタンで開閉ができる仕様。ショルダーには長さを調整できるベルト付き、収納はメイン部分、スマホなどを入れられる薄型の部屋が1つ、ファスナーポケット1箇所と小さ目のポケットが2つと、使い勝手の良い仕様になっています。
またサイズ感は長財布、携帯電話、鍵、タバコなどを入れて丁度良いくらいの普段使いにピッタリな大きさ。デザイン性や機能性、収納性、頑丈さ、どの点においても間違いない仕上がりで、プライスもこれだけ上質なホースハイドを使ったバッグとしては非常にお手頃。
「MADE IN JAPAN」ならでの綺麗な縫製に、構想からかなりの時間をかけて完成した拘りのディテール、レザージャケットメーカーだからこそ使用できるワイルドで上質なホースハイド。クオリティからするとかなりお値打ちでファクトリーブランドにしか出せない価格設定です。オールレザーバッグが欲しいと思っていた方、一生モノのバッグをお探しの方には是非オススメしたい逸品です◎
【 25周年限定モデル 】としての発売となり今後再生産はありませんので気になった方は是非押さえておいて下さい◎
*「25周年アイテム」には柿渋ホースを使用した「Y'2 LEATHER」オリジナルキーホルダーが付きます。
≪ SIZE ≫
W31cm(上部)、W24cm(下部) x H23cm x マチ9cm 持ち手:107〜131cm