"Para Viva La Vida"(美しき人生の為に)をコンセプトに、ブランドの解釈による情熱、楽しさを感じられるモノをスタイルにとらわれず表現していく日本のレザーブランド【 ITUAIS (イトゥアイス) 】の新レーベル[ ITUAIS Diferente Series ]より、“ヴィンテージラグ巾着バッグ [ PENDLETON ] [ Pequeno ]”のご紹介。

「ITUAIS 〜Diferente Series〜」
ポルトガル語で「異なる」の意味を持つDiferente。このシリーズではいつものITUAISとは異なるスタイル、異なる視点からモノづくりをしています。ヴィンテージの「PENDLETON」や「Beacon」「Mexican Salape」を入手し、世界でも有名なタンナーから集めたレザー素材を組み合わせ、国内の職人によって1点1点製作しています。コンチョや金具などパーツ類にも拘り、時にはレザーに加工を加えるなど一切妥協せず雰囲気のある1点物のバックを作り上げています。

ラグ：PENDLETEN　(ペンドルトン)

レザー：本体　[Doeskin　(ドエスキン)]雌鹿　
・イギリスの名門タンナー Charles F Stead(=C.F.S)社の鹿革。飼育されたNew Zealandの雌鹿が原皮。柔らかく、手触りの感覚がとてもシルキーなのが特徴で、一般的な鹿革よりも厚く、耐久性も兼ね備え、上品なオーラを放つ革です。オス鹿の革はメスに比べて傷も多く、それを目立たせないために人工的なシボをつけて傷を目立たたなくさせることが多いのですが、こちらメス鹿のDoeskinは人工的なものではない天然のシボが魅力の革になります。



「ITUAIS 〜Diferente Series〜」の思い
どれもとても年代の古いラグで雰囲気がいい物ばかりなので、この雰囲気を壊さないように心がけてレザーや金具を選びました。私見ですが、ラグとレザーを使ったカバンはラグに重点を置きすぎてレザーはあまり質の良く無い物を使ってるイメージだったので、ITUAISではレザーにもこだわって良質なレザーばかり選びました。元々ワイルドな雰囲気を持つレザーは勿論ですが、加工すると雰囲気が良くなるレザーも使っています。

主にヨーロッパの名門タンナーからハイブランドも使用している様な革を選んでいます。ホースバット、リスレザー、ブライドルレザー、馬具用の革などまだITUAISでは使用した事ない革ばかりで種類は様々です。この様な高級レザーをヴィンテージ のラグと組み合わせるのはとても珍しいと思います。

裁断してからラグと組み合わせてみて雰囲気が合わない物はレザーに独自のヴィンテージ 加工を施しています。内装には強度と軽さを重視して国産のピッグスエードを使用しています。カラーバリエーションが豊富であえて色んな色を使っています。

金具もヴィンテージ の様な雰囲気が出る様に別注でメッキをかけてもらっています。使っていくと擦れて下地が見えてよりヴィンテージ 感が増していきます。作り方に関しても大部分は普段ITUAISでやっている様なヨーロッパ的な作りではなく、アメリカン的な作りを心がけました。ITUAISらしさを残しつつ新しいITUAISを表現できたと思います。

≪ SIZE ≫
タテ約25m ヨコ約22cm

・長財布、スマートフォン、鍵、タバコを入れて丁度良いサイズ感になります。
巾着の紐は肩掛けとして、まとめて縛り手持ちとしてもご利用できます。
革紐を使用していますので、お好みでカットして長さを調整できます。