こだわりのワークウエアを作り続ける「SUGAR CANE」より、ファン待望の新作モデル“13oz. BLUE DENIM BLOUSE [ 1937 MODEL] [ MADE IN U.S.A ]”をご紹介!
我々にとって、特別な意味を持つ「アメリカ製」という言葉。テレビや映画、雑誌を通して知ったアメリカンカルチャーに憧れを抱き、古き良きアメリカ製ヴィンテージクロージングのディテールに魅了され、以降長年にわたってその魅力を追求し続けてきた。時代の移り変わりとともに「アメリカ製」の製品が店頭から姿を消しつつある今、その原点を絶やすことなく継承しているのが、SUGAR CANE “Made in U.S.A.” シリーズである。これまで日本で培ってきたヴィンテージ復刻の技術をアメリカへと持ち込み、シュガーケーンのロサンゼルス工場で生産を行う「メイドインUSA」シリーズ。前回は「大戦モデル」を復刻しましたが、今回はさらに古いモデルのGジャン1st Type「1937 MODEL」をアメリカ製で再現。
いわゆる”Gジャン1st Type”で、1935年以降のフライボタンからトップボタンのサイズに変更され、大戦に入る前のデニムブラウスを再現しています。縫製糸にはイエローと暗めなオレンジを部位ごとに使い分けた渋めな印象。ディテールなどは大戦モデル以降の1stとほぼ変わりがなく、今回は素材感と雰囲気で古さを感じていただける物になっています。
フロントの5つボタン仕様やポケットのフラップ、ボタンはオリジナルのものを使用。ポケットフラップの裏はライトオンスのデニムが当てられている。ジャケットでは大戦中でも省略されることのなかったバックストラップ。またカフスの取り付け方や生地の地の目の使い方がウエストベルトと異なるのも特徴で、カフスは地縫い返しで縫製されている。フロントはボタンとボックスステッチの高さが合わない「前期型」。鹿革製のパッチには「1937」の文字と「Made in U.S.A.」のスタンプが手押しされる。
縫製はシュガーケーンのアメリカ工場で行っているが生地は日本製で、ヴィンテージを分析して専用の綿や染料を調達。今回この1937モデルを生産するにあたり、基にしたヴィンテージから新たに生地を起こしています。現在では加工して節を作る「ネップヤーン」が主流だが当時の技術に合わせるため、紡績の段階で調整を行い、通常削ぎ落とされる短い綿や屑を残す事に成功。こちらの紡績による7番手のムラ糸を使用しシャトル織機で織り上げました。セルビッジは赤とピンクの2色で、左右の見返し端で使い分けています。経糸のピュアインディゴを染色する際、濃度を上げると通常は赤味を帯びてしまうが、赤味を抑えつつ特濃に仕上げることでヴィンテージの色味を再現した、「SUGAR CANE」拘りのオリジナルデニム。経年変化が非常に気になる生地です。
今回のモデルは生地製ですがは日本製、縫製はアメリカで行い特別な空気感を漂わせています。[ Made in USA ]が無くなりつつある昨今では貴重なモデルとなります。保存用としても魅力を感じてしまう、デニムマニアの方は必見です!
*同じ生地を使用した・SC41937US [13oz. BLUE DENIM WAIST OVERALLS 1937 MODEL]とセットアップで着て頂けます。
≪ SIZE ≫ (One Wash 済み)
36:身幅約55cm 肩幅約44cm 着丈約58cm 袖丈約57cm
38:身幅約58cm 肩幅約47cm 着丈約61cm 袖丈約61cm
40:身幅約61cm 肩幅約49cm 着丈約62cm 袖丈約62cm
※着用モデルは身長171cm 体重64kgで、38を着用。(SC41937USは32インチ)