こだわりのワークウエアを作り続ける「SUGAR CANE」より、ファン待望の新作モデル“14.25oz. DENIM 2021 AGED MODEL ( SLIM TAPERED ) [ 2021 MODEL ]”をご紹介！

シュガーケーンが2021年にリリースしたスリムテーパードシルエットモデルに、エイジング加工を施してリリース。生地や仕様は1947モデルと同様で14.25oz.のデニムを使用している。デニム生地の褪色や縫製部のパッカリングだけでなく、綿糸のステッチや革パッチ、金属パーツのエイジングも魅力。裾上げが不要となるよう、レングスは30インチ(約74.5cm)で設定。

戦後、1940年代後半のジーンズにみられる贅沢なディテールを余すところなく再現したシュガーケーンの代表作「1947モデル」と仕様等は同じ、ヴィンテージデニムをもとに紡績、染色、織り、縫製の全行程にこだわり、“STANDARD DENIM”の名にふさわしい1本に仕上げている。シルエットは全体的に細目で、膝下から裾にかけてテーパードした「スリムテーパード」。

現代の衣料ではジップフライがほとんどだが、1947年当時はボタンフライが主流であった。このジーンズは防縮加工を施していない生地を使用しているので、ファスナーを取り付けてから洗濯をすると生地が縮んでジッパーが使えなくなることもその理由のひとつ。ヴィンテージに倣い、オリジナル刻印入りの鉄製ボタンを使用している。コインポケット口の端にはセルビッジを使用。打ち抜き式の銅製リベットで補強を施している。

ウエストベルトの上部にステッチをかける際、ベルトループと革パッチも一緒に縫い付けられる。パッチは鹿革製。ヴィンテージジーンズをみると後中心のベルトループはオフセットされる時期もあるが、1947モデルはセンタリングされている。規格が未統一の時代に作られたヴィンテージ同様、縫製には色と太さの異なる数十種類の綿糸を各所で使い分けるなど、細部にわたり忠実に再現している。

ヒップポケットの縫い付けは左右ともに共通して、向かって右上のコバステッチから始まり、ポケットの左上まで行ったあと内側に入り、内側のステッチを入れて右上に帰る一筆仕様。腰ポケットの袋地は底部分の縫い代の端にはセルビッジが使われている。負荷のかかる小股部分のステッチには太番手の綿糸を使用。生地が集まる厚い部分に補強のカンヌキ（バータック）が入れられる。

ヴィンテージジーンズが価格高騰の中、この加工モデルのリリースは展示会でも非常に評判が良かったです。もちろん自分で育てるデニムも当たり前に良いですが、リアルな色落ちを味わえ比較的価格も抑えめでしたのでオススメです！今後定番として展開されるかが未定ですが、こういう加工モデルは製作に時間がかかり、入荷までの期間が長いので、気になった方は是非お早めに！


≪ SIZE ≫
30：ウエスト約76cm ワタリ幅約28cm 股上約28cm 裾幅約16cm レングス約74.5cm前後
31：ウエスト約78cm ワタリ幅約29cm 股上約29.5cm 裾幅約16.5cm レングス約74.5cm前後
32：ウエスト約81cm ワタリ幅約30cm 股上30cm 裾幅約17cm レングス約74.5cm前後
33：ウエスト約84cm ワタリ幅約30.5cm 股上約30.5cm 裾幅約17.5cm レングス約74.5cm前後
34：ウエスト約88cm ワタリ幅約31cm 股上約31cm 裾幅約18cm レングス約74.5cm前後
36：ウエスト約92cm ワタリ幅約32cm 股上約31.5cm 裾幅約19cm レングス約74.5cm前後

※着用モデルは身長171cm 体重64kgで、W33インチを着用。